dnmのツリー構造を使って軸合わせをする方法
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機体製作者が動翼の軸合わせをするとき、大抵はF22愛好会氏のsrfalignを使っていると思う。
しかし、この方法はsrfそのものを変換するため、mqoで作った部品を修正してdnmに再組み込みしたいとき、いちいちsrfalignを用いて変換しなければならない。
この手間を省くため、srfを変換するのではなく、dnmのツリー構造を使って軸合わせをする方法を記しておく。

以下のようなツリー構造を作ればよい。

a,b,c : 基点とする座標
x,y,z : 軸合わせをするベクトル
とする。



0003はz軸に軸あわせがされるので、0002をロール方向に動かせば、動翼を動かすことができる。
Atanとは、tanの逆関数のことである。

なお、上の式には反映されていないが、x軸の方向がMetasequoiaとYSFSでは逆であることや、mqo2srfの倍率に注意する必要がある。

私は彗星製作時にこの方法を考え、今も使っている。
いちいち計算機で計算すると疲れるので、表計算ソフトを利用するのがいいだろう。
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