高度と空気密度
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YSFlightの空気密度についてはこのスレッドによれば、国際標準大気にほぼ準じているという。
これについて個人的に確認してみた。
方法は、同スレッドにもあるように、TASとIASの比から空気密度を求める。

ρ=1.225*(IAS/TAS)^2
ρは大気密度[kg/m^3]

結果は次のとおり。

高度[km] 国際標準大気密度[kg/m^3] YSFS大気密度 近似大気密度
0 1.225 1.225 1.225
0.5 1.167 1.174 1.171
1 1.112 1.123 1.118
1.5 1.058 1.073 1.067
2 1.007 1.022 1.017
2.5 0.957 0.971 0.969
3 0.909 0.921 0.922
3.5 0.863 0.870 0.877
4 0.819 0.819 0.833
4.5 0.777 0.783 0.790
5 0.736 0.747 0.749
6 0.660 0.674 0.670
7 0.590 0.602 0.597
8 0.526 0.530 0.529
9 0.467 0.472 0.466
10 0.414 0.415 0.408
12 0.312 0.300 0.307
14 0.228 0.227 0.225
16 0.116 0.153 0.161
18 0.122 0.119 0.115
20 0.089 0.085 0.084


表のエクセルファイルはこちら

なお、一番右の近似大気密度は、YSFS大気密度を次の式で近似したもの。
ρ=-0.0000171*z^3+0.002978*z^2-0.10975*z+1.225
zは高度[km]

この式は、高度10km以下ならYSFS大気密度とは誤差2%以下の精度なので、他の測定等にも使うことができる。

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